インターネット冷蔵庫

(1997年〜、日本) 家庭用冷蔵庫の扉に ネット端末(ディスプレイ)をくっつけようとしたもの。 「どこの家でも、学校からのお知らせプリントなどを よく冷蔵庫の扉にマグネットで貼ってるじゃないですか 冷蔵庫はもともと、家庭における情報の掲示板なんで…

twitterを、マーケティング担当にはさわらせるな。

上島さんによるコーヒー事件発生。 なんかまた、しばらく語り継がれそうなネタですね。 「ウォークマン体験記」事件のように。 ここが潮目となって、twitterに対して 「だから、所詮あんなものはダメなんだよ。やっぱり」 そういう空気が、今後おじさん系メ…

Webサイトに広告が載るようになった理由

インターネット以前にも、 パソコン通信、キャプテン(ビデオテックス)などの 「ニューメディア」が存在しました。 それらのメディアでは、 広告掲載が一般化することはありませんでした。 もちろん、パソコン通信のフリーテーマ掲示板に せっせと三行広告…

バナー視聴価値(笑)

まずはこちらを。 バナー広告には、広告主企業の指定する任意の情報が含まれる。これはバナー広告の掲出が、視聴者が企業のロゴ、商品名、広告コピー、画像等を視聴することを意味するため、一定の広告効果を期待できることは明らかである。(その情報量から…

インターネット広告史の始まり

「世界初のインターネット広告」は、 アメリカの雑誌「Wired」が、1994年10月27日に公開した Webマガジン「Hot Wired」に、掲載されたバナー広告群である というのが、世の通説となっているようです。 それがもう当然のこととされているようなのですが 誰も…

修士論文提出

今年は、わりと時間に余裕があったので(?!) 積年の懸案事項だった「修士論文」を無事書き上げ 本日、大学に提出することができました。 研究テーマは、 インターネット広告の歴史的変遷とその本質。 いろんなことを調べて いろんなことに気づき、いろんなこ…

広報部の事業仕分け

ちょっと今回は、おじさんサラリーマンのぼやき、っぽい話。 今、つい何かと話題にしてしまう、事業仕分け。 無駄なもの 費用対効果だけでは評価できない(と言いたい)もの 無駄になるかもしれないけど、いつか花開くかもしれないもの それぞれに、明確な境…

Twitterブームは、そろそろピークを迎えます。

私の持論は、「日経に見初められると、凋落が始まる」 斬新なネット上の新サービスも、日本では 日経新聞に目を付けられたら、そこがピーク、ということ。 この仮説が正しいとすれば、 そろそろ、我が国でのTwitterブームはピーク、かな。 日経もTwitter、Tw…

企業名+プレスルーム

各社のメディア向けサイトを探そうと思って、 「企業名+プレスルーム」でググってみました。 Sony Press Room http://www.pressroom.sony.co.jp/news/index.html NISSAN PRESS ROOM http://press.nissan-global.com/JP/ 東芝プレスルーム http://www.toshib…

広報部員、やる気の源は?

こーんな不況で、どこもかしこも業績が悪くなると たとえ今期の業績が、同じような赤字見込みだとしても 「ちゃんとした会社」と「ダメ会社」って ハッキリと区別がついてしまう。 こういう時だからこそ、勤めている社員にも 自分の会社の、真の姿が分かって…

日経に見初められると、凋落が始まる?

愛憎相半ば?するので、ついついまた日経ネタ。 ネット系の話になると、短期集中キャンペーン的に 特定のビジネスモデル(サービス)を 持ち上げまくるのが、日経本紙ネット系記事の特徴。 おととしあたりは、とにかく「セカンドライフ」 絶賛の嵐が続きまし…

10年後に向けて、広報部がとるべき「第一歩」

こうやって日々、思い付きを書き連ねるだけでも いつの間にか自分の頭の中が、整理されてたりする。 こうやってブツブツ独り言を繰り返すだけでも とても参考になるコメントが頂戴できたり。感激です。 そこで今日は、「企業広報という仕事(機能)が 企業内…

プレスリリースとニュースリリースの違い、その2

リファラーを見ていると 「プレスリリース」「ニュースリリース」「違い」 の検索結果から、このブログに来てくださる方が 多いようなので。ちゃんと答え?を書いておきます。 結論から言うと、元々、別に違いはないのです。 普通の人は、意識して使い分けし…

これからの広報部には、コンテンツ開発機能が必要

広報部門の中には、制作チームを持って 社内報とか、広報誌とかを作っているケースも多い。 けど、そういう機能って 所詮、今の日本企業の広報部門の中では おまけみたいなもの。 社内報チームなんて、どこでも、言っちゃ悪いけど 伏魔殿というか、大奥?み…

PR Lions

カンヌ国際広告祭。 今年は、6月21日から。 行ってみたいなぁ・・・。 休暇取ってでも行きたい けど、友だちいないしなぁ。 しかも、今年から 「PR Lions」カテゴリーが出来たみたい。 http://www.canneslions.com/awards/categories.cfm?section_id=38 http…

危機感をあおる、って姿勢がキライ

昨日の続き。あくまでも そういう戦略PRも、実際あるじゃん?ってだけですが 戦略PRの仕掛けで、危機感をあおる系がすごくイヤ。 「実は、今のままだと体に悪いんですよ〜、知らなかった?」 「だから、やっぱりこれを使わないとね☆」パターン。大ッキライ。…

戦略PR

ミーハーなので、早速読んでみた。 今どきの実務家が、基本的な素養として 理解しておくきべき内容が、分かりやすくまとまってる。 1200円出して新創刊「広報会議」を買うくらいなら こっちの780円の方が、かなーり有意義。 ただし、当たり前のことですが 「…

企業の広報活動、その10年後の姿は?

年の頭くらいは、少し目線を上げて 10年後の「企業広報活動」の姿を思い描いてみたい。 今の広報の仕事のやり方が 10年後まで変わらないとは思えない。 どのように、自社に関する情報を集めるしくみを作るか。 自社のニュースは、誰に、どのような手段で渡す…

マクドナルドのパブリシティ?

マクドナルドの自作自演行列が話題になってますね。 WEBを見ると、 売り上げ最高記録更新! 販売数で新記録を達成 なーんてリリースが、毎日並んでる会社・・・ それって、どうなのよ?って感じですが。 でも現に、テレビが来て、新聞が来た。 なんだかんだ…

日経パソコンの「企業サイトランキング」を、真に受けてはいけない

ブクマだけしたものの、書く時間取れず やや間抜けなタイミングになっちゃった。 けど、言わずにおれん。 大企業のWeb担当は、あんなもん真に受けちゃいかん。 大企業の人は、大企業に勤めてるくらいだからマジメ。 他に指標がないもんだから、あんなの真に…

真実は強い!強すぎる!!

「ワラノート 部長が急にヅラを取ったんだが・・・」 既にめちゃくちゃ話題になっておりますが 本当に起きている話をリアルタイムで追いかけた これこそまさに「リアリティ・ショー」。 面白いよなー。クヤシーけど。 頼まれなくても最後まで読んじゃうし。 …

「メッセージの一貫性」を疑う

企業の情報発信においては 「メッセージの一貫性」を実現するべし というのは常識。なの? そのために、社内ではちょくちょく組織をイジったり 外からはいろんなコンサル会社が 張り切ってしゃしゃり出てきたりする。 卑近なところでは 「メッセージの一貫性…

告発サイトに挑む

企業のWEB担当の人だったら、 「自社名+告発」「自社名+不買」で検索、とかって 半分おふざけ?で、やってみたりしますよね。 だけど、告発サイトが力を持ってきて 自社名でググったり、yahooで検索したりするだけで 自社に対する告発サイトが、結構上の方…

プレスリリースとニュースリリースの違い

広報の仕事は、メディアリレーション。 と言っても、今やメディアもいろいろ。 例えば、ターゲット別にリリースを分けている企業はどのくらいあるかな? 従来のプレス向け、そして雑誌やWebメディアの記者向け。 それだけじゃなくて、ソーシャルメディア向け…

広報担当者のキャリアパスを考える、その2。

前回の続き。ちょっとだけ目線を上げてみる。 例えばアメリカでは、PRの仕事って完全に専門職。よね? 専門職として会社を渡り歩く、って感じのキャリアパス。 事業会社のPR担当だったヒトが、次はPR会社で担当クライアントを持ったり。 あと、PRの領域に、…

広報部員は、何になりたいのか。

組織の次は、人について考えてみる。 広報部員のキャリアパスと専門性。 今どきの広報部員は、なにを目指してるのか? 今風に言えば、そこにロールモデルはあるのかい?って感じ。 冷静に考えて、広報担当一筋の人が、経営者になることはないだろうし。 (経…

広報と宣伝は、たいがい仲が悪い。

まずは、広報部の成り立ちを整理してみようかな。 広報部は、まずは報道対応のための部門として作られてきた組織。 老舗の大企業では広報部が、渉外担当だとかトップサポートというような位置づけで 総務や法務、あるいは人事とか秘書室あたりと、近い組織に…

はじめに

会社員生活十ウン年をむかえたところで、広報部門に異動。 張り切ってはみたものの、やや違和感の日々。 広報部って、日々社会がこれだけ変化している中で、 あまりにも保守的というか、受身型というか、 もっと言うと、やや牧歌的じゃん!と思うことありま…