告発サイトに挑む

企業のWEB担当の人だったら、
「自社名+告発」「自社名+不買」で検索、とかって
半分おふざけ?で、やってみたりしますよね。


だけど、告発サイトが力を持ってきて
自社名でググったり、yahooで検索したりするだけで
自社に対する告発サイトが、結構上の方に出てくるとなると
商売上も結構な影響が出てきます。


あと「関連検索」に「自社名+不買」なんて出てきたりして。
WEBで新規顧客を獲得したい企業にとっては死活問題。
採用にも、かなーり響いてきます。


不動産関係とか、メンテナンス屋さんとか
有名な事例は、枚挙にいとまがないです。
それでも係争中だったり
そもそも法的に削除させることは難しかったり、が普通。



そこで、SEO方面からこれを少しでもなんとかしたい
という話も出てくるわけです。


自社名で検索した場合のランキングで、
もっと他のサイトの順位を上げて、
告発サイトの順位を下げていこうと。


そこで、支店ごとにドメインを変えたサイトを立ち上げたり
あちこちで「あの会社いいよね〜♪」なんてブログを作ったり
と、地道?で涙ぐましい努力をされてます。



それにしても、なんかどこも、
同じパターンの対応が多いなと思ったら、
ちゃんと大手の会社が、サービスメニューにしてるんですね・・・。


アウンコンサルティング
http://www.sem-ch.jp/seo/001881.html


とは言ってもコレって、企業側担当者が
「ただ見ているわけにもいかないから
『対策は打ってます』と言えるようにはしておこう」
というレベルの対応策にしかならないんじゃないでしょうか。
ものすごく労力がかかるわりに、実効性は・・・?


どう考えても、単なるブログ(しかも太鼓持ち系記事)を
上位に持ってくるのは難しいー。


それよりは、自社のプレスリリースなどについて
そこらじゅうにあるプレスリリース配信サービスを使って
例えば → http://info.news2u.net/


既に力のあるニュースサイト(のドメイン配下)とかで
露出機会を増やす、という手の方が
まだ意味があるかもしれません。



なんてことを考えていたときに、思いついたのが
デジタル総会屋?というビジネスモデル。


告発サイトと企業の仲介(金で解決)をするとか
いろんな企業の告発サイトを作りまくり
うまく育ってきたサイトを引っさげて、企業に・・・。


きゃー、オソロシイ。



ソーシャルメディアの時代って
新聞とかが担っていた
「情報の真偽/優劣を判定するしくみ」が無くなっていって
情報の受け手である個人個人のリテラシーが大事になる
ってのは分かってますが、面倒な時代よねー。


企業に対するネガティブ情報には
それがたとえ、悪意を持った攻撃であっても
基本的に、真っ向勝負でいくしかないんすよねー。