日経パソコンの「企業サイトランキング」を、真に受けてはいけない
ブクマだけしたものの、書く時間取れず
やや間抜けなタイミングになっちゃった。
けど、言わずにおれん。
大企業のWeb担当は、あんなもん真に受けちゃいかん。
大企業の人は、大企業に勤めてるくらいだからマジメ。
他に指標がないもんだから、あんなの真に受ける。
評価項目が「ブランディング」「リスク管理」
「使いやすさ」「アクセシビリティ」だなんて。
いかに現場の自由を許さずに、ガバナンスを効かせてるか。
どれだけ、CMSとかのシステムに無駄なコストを投じて
全ページに一貫性がある=器だけは揃ってる、状態にしてるか。
そのランキングじゃないの?
それじゃあ「情報システム」の評価じゃん。
トップから、富士通、NEC、日本郵政って・・・
それぞれの会社が、一生懸命やってることは分かる。
でもこれって、日経モノ大好きなおじさんたちの論理。
現に、どのサイトも、あんまり面白く・・・ないじゃん。
器をキレイにしたって
供給側の彼ら自身が気持ちいいだけで、
受け手には何の意味もない、何も伝わらない。
彼ら(って誰だ?)がやろうとしているのは、
キレイな一冊のカタログづくり。
それを手に取った人、誰もが、表紙から順に1ページずつ
最後まで、ちゃんと見てくれるならいいけど。
Webでは、どんなキレイなカタログを作ったって
それ自体には、さほど意味がない。
だって、表紙から順にタドってくれるワケじゃないんだから。
デザインの一貫性よりも、パーソナリティ。
強烈な個性が、ブランドを生む。
検索した結果、ドコで会っても、たまたま出会っても
いつもちゃんと、その個性が感じられる、それが一番大事。
極端な例だけど、孫正義に一貫性があるか?
どんな場面で出会っても、強烈な個性があるだけで、一貫性はない。
でも、チョー強力なブランド力を発揮してるじゃん。
安易に形式を整える情報システム的思考・内部統制思考
=日経おやじ思想、に惑わされてはならない。
今、われわれに必要なのは「明確な個性」だ。