2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

広告の定義

学術的に広告の定義は様々である。まず,わが国の代表的な広告研究者の一人である清水公一による定義を以下に挙げる。 「広告とは企業や非営利組織または個人としての広告主が,自己の利益および社会的利益の増大化を目的とし,管理可能な非人的媒体を使って…

問題へのアプローチ方法

インターネット広告に関する研究は,その広告効果に関するものが中心で,インターネット広告の歴史的変遷に着目した研究はほとんど見られない。 本研究においては,わが国におけるインターネット広告の登場以降の変遷を追うことで,インターネット広告という…

本研究の背景と目的

2008年1-12月の日本の総広告費は66,926億円,前年比95.3%と5年ぶりの減少となった一方で,インターネット広告費(媒体費および広告制作費)は,前年比116.3%の6,983億円となり,総広告費における構成比も10.4%と遂に1割を超えた[1]。インターネット広告と…

論文要旨

要旨インターネット広告は,「広告」と呼ばれていながらもその本質は従来の広告とは大きく異なるものであることを,その歴史研究を通じて明らかにした。なぜインターネット上で広告ビジネスが展開されるようになったのか。その後に生じた広告主やインターネ…

インターネット広告の歴史的変遷[目次]

インターネット広告の歴史的変遷についての拙論が掲載された学会誌。 もう発行後1年以上経つのですが、CiNiiには、未だに前半部分しか掲載されておらず。 このままだと発信のタイミングとチャンスを逃してしまいそう。 なので、ここでも順次発信していきたい…