広報部員、やる気の源は?

こーんな不況で、どこもかしこも業績が悪くなると
たとえ今期の業績が、同じような赤字見込みだとしても
「ちゃんとした会社」と「ダメ会社」って
ハッキリと区別がついてしまう。


こういう時だからこそ、勤めている社員にも
自分の会社の、真の姿が分かってしまうもんですね。


世の中がイケイケの時は
自分たちの存在意義を突き詰めて考えてきた「ちゃんとした会社」
だけじゃなく、ダメ会社だって
まぁそれなりに、波に乗れちゃうもんなんだなー。これが。



で、思ったのですが。


もしも、自分の会社が「ダメ会社」だと気づいてしまったら
どうやらうちの会社には、本質的に誇る部分がないぞ・・・
と思ってしまったら
その会社の広報部員は、何を励みにガンバレば良いのか?


PR会社の方だったら、それはまぁお仕事ですから
お得意がどんなクソ会社だって
「これもお仕事」と割り切れる?(そんなことないすか?)



そもそも広報部員は、何がやる気の源なんだろう。


「自社の良いニュースを、良い形で皆に知ってもらいたい」
「コミュニケーションを軸に、企業と社会の良好な関係を作りたい」


って、ことかな、と思ってたんですが
それだとこのご時勢、「クソ会社」広報部にお勤めの皆さん!
心がオレそうに、なりませ・ん・・か??



そもそも、間接部門で働く皆さんの
モチベーションの源は、何すか?
やっぱり、この領域でスペシャリストになるぞ!
って、感じでしょうか。


総務や人事のスペシャリストを目指すのだったら
ダメ会社での経験も、活かせる機会がある。


悪いニュースばかりの会社に勤める広報部員は・・・
危機管理コンサルタントを目指すか?


本来の意味での、危機管理ノウハウが
身につくのならいいけれど
そんな会社の広報部員じゃあ
「ごまかし、言い逃れ、隠蔽、ご指南します」しかできまへんー。


でももし、そんな会社で
沈んだ社員を、広報の力で鼓舞しちゃいました!
と言えるなら、そのノウハウと実績は強いかなあ。



こう考えていくと、やっぱり広報って専門職。
あんまり会社に肩入れしちゃあ、ダメなお仕事なのね。


皆さんの「やる気の源」はなんですか?