広報部員は、何になりたいのか。

組織の次は、人について考えてみる。
広報部員のキャリアパスと専門性。


今どきの広報部員は、なにを目指してるのか?
今風に言えば、そこにロールモデルはあるのかい?って感じ。


冷静に考えて、広報担当一筋の人が、経営者になることはないだろうし。
(経営者養成のためのキャリアパスの一環としての広報業務経験、は別だけど)


じゃあ広報部長になりたいのか?


広報部長って、
携帯の電波状態を、24時間気にしてなきゃいけないし、お正月も海外に行けない。
しかもそれって、どちらかというと会社を守るための受身の仕事。
そういうポジションに、これからの若い人が、希望を持てるかなぁ・・・。


アパレルのプレスだとかだと、ロールモデルがあるじゃない。
具体的にはあんまりよく知らないけど。
あとは乙部綾子さんとか。ちょっと違う??


んじゃ、おじさん広報部員は、どうすればいいのよ。


学生が希望する職種は、今どきでも
企画だとか広報だとかマーケティングなんでしょ。
まぁその辺りって、大多数の学生から見たら区別つかないし。
よくわかんないなりにも、どうせならなんとなくカッコ良さそうなほうがいいし。


とか言ってるワタシだって、十ウン年前は、全く同じようなこと言ってたわけで。
というか、今の学生さんに比べたら
本当に何にも考えていないウツケ者だったわけで。


そして、やっと憧れの?広報企画担当になったんだけど・・・
まぁこういうことなんだなと、身にしみて分かり・・・。


結局、既にあるものを追っかけても、カッコ良くない。


そのカッコ良さそうな仕事たちの境目とか、すき間とか
あるいはそれら組み合わせとかで、新しい仕事を
若い人もやってみたいなぁ、と思ってくれるような新しい仕事を
私たちが作っていかなくちゃならんわけです。


キレイにまとめすぎですかね?